XIIIHIV/HCV共感染者での抗HIV療法
13.免疫再構築症候群
免疫再構築症候群とは、ART開始後から16週程度までにみられる炎症を主体とした病態である。CD4数の増加に伴うことが多く、免疫応答の改善に関連していると考えられる。肝炎の増悪症状を伴うことがあり、ウイルス肝炎の合併例に関しては診断に迷う場合があるが、C型肝炎の場合ウイルス肝炎の急性増悪とは考えにくい。ARTは極力継続すべきであるが、場合によっては中止を必要とすることもある。
免疫再構築症候群とは、ART開始後から16週程度までにみられる炎症を主体とした病態である。CD4数の増加に伴うことが多く、免疫応答の改善に関連していると考えられる。肝炎の増悪症状を伴うことがあり、ウイルス肝炎の合併例に関しては診断に迷う場合があるが、C型肝炎の場合ウイルス肝炎の急性増悪とは考えにくい。ARTは極力継続すべきであるが、場合によっては中止を必要とすることもある。