抗HIV治療ガイドライン(2023年3月発行)

XVI医療従事者におけるHIVの曝露対策

7.曝露後の抗HIV薬の予防内服期間

 曝露後予防の至適服用期間については、根拠となる検討が存在しない。米国CDCガイドライン6)を含む多くのガイドラインが4週間(28日間)の内服を推奨しており、後述のように予防内服の感染阻止効果は明らかに認められていると考えられる。一方で、投与期間を4週間以下に短縮できるというエビデンスが存在しない事から、本ガイドラインも4週間の予防内服を推奨する。

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